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水上武彦の
サステナビリティ経営論
スポーツとサステナビリティの関係とは?「健康や福祉の増進」「DE&I推進」に貢献するほか、「猛暑によるスポーツの制約」に対応していく必要もある。
スポーツとサステナビリティの関係を考えてみる。 スポーツは、「持続可能な開発のための 2030 アジェンダ」で「スポーツは持続可能な開発における重要な鍵となるものである」と記載されているように、サステナビリティを促進する力を持っている。SDGsとの関係で言えば、SDGs目標3「健康と福祉の推進」には直接的に貢献する。人種、ジェンダー、経済格差を超えて一体感を醸成するスポーツは、SDGs目標5「ジェンダー平等の実現」、SDGs目標10「不平等をなくす」にも貢献する。また、スポーツを通じて環境問題などへの啓発を行うこともできる。 日本サッカー協会のHPでも以下のように記載されている。 -スポーツは、年齢、性別、人種、国籍、障がいの有無などに関係なく、だれもが、いつでも、どこでも楽しむことができ、ダイバーシティ&インクルージョン(多様性と包摂)を促進することができます。」 -スポーツは、世界中の若者を惹きつけ、一人ひとりの心身の健全な発達に役立ちます。 -スポーツは、環境保全や犯罪防止、災害からの素早い回復や子どもの貧困対策といった、様々な課題解決のツ
takehikomizukami
2 時間前読了時間: 3分
「1,100件のCSRD報告書からの学び」。欧州の開示規制により、サステナビリティ報告書はより分厚く、標準化が進んだ。ベンチマークは容易になったが、企業が独自のストーリーを構築する余地は狭まっている。第三者検証は、四大監査法人を活用。
EU規制が改正され、CSRDの適用対象となる企業数が大幅に減り、報告書の提出期限も延期された。しかし、多くの大企業は、以前の指令で求められていた通り、すでにCSRD報告書の提出を開始していた。 現在、欧州各地の研究者たちが、無料で利用できる”Sustainability Reporting Navigator”に、こうした報告書を1,100件以上集めている。サステナビリティ専門サイトのTRELLISがケルン大学の財務会計の専門家ミュラー氏に、これまでに提出された報告書から彼と同僚たちがどのような知見を得たのかを尋ねた。 これらは、一般的なサステナビリティ報告書とは一線を画すものだ サステナビリティ報告の分野は、いまだに「無法地帯」のような状態だ。GHGプロトコルの排出量算定ガイドラインなど、多くの企業が従う一般的なルールは存在するが、それらは主に任意のものだ。また、そうしたルールを超えて、企業は自社のニーズに合わせて、排出原単位などの特定の指標を策定し、優先順位をつける裁量を持っている。 対照的に、CSRDはコンプライアンス制度であり、規則に違反
takehikomizukami
3月20日読了時間: 4分
収支トントンで社会にインパクトを生み出すソーシャルビジネスをどう考えるか?財務+非財務のリターンが資本コストを超えることを目指すべきか?
先日、サステナブルブランド国際会議でLIXILのソーシャルビジネスの話を聞いた。 LIXILは2011年、INAXやトステムなど主要メーカー5社が統合して誕生したが、LIXILとしての求心力として「世界中の誰もが願う、豊かで快適な住まいの実現」というパーパスを策定した。このパーパスを体現するものとして生まれたのが、LIXILのソーシャルビジネスである簡易式トイレ「SATO Pan」だ。 世界では、安全に管理された衛生設備を利用できない人が34億人に上り、衛生環境に起因する疾患により、毎日1000人以上の子どもたちが命を落とし、3億5400万人が野外排せつを余儀なくされているという。「SATO Pan」は、この課題を解決するために開発された。数ドルという安価な製品ながら、少量の水とカウンターウェイトによって弁が自動的に開閉する仕組みを持ち、ハエなどの虫や悪臭を遮断する。 LIXILは、このSATO Panを無償で寄付するのではなく、ソーシャルビジネスとして展開している。「寄付は即効性があるものの、業績が悪化すれば予算が削られるなど、一時的な解決策に
takehikomizukami
3月13日読了時間: 3分
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